★データ解析備忘録★

ゆる〜い技術メモ

IMLの行列とSASデータセットを行き来する

IMLで作った行列をSASデータセットとして使いたいとき。
SASデータセットをIMLに取り込んで行列にしたいとき。

IMLで作った行列をSASデータセットにする

必要なコマンドは

create A var { 取り出したい変数名 }; /*Aは作りたいデータセット名*/
append;
close A;

です。例えば以下のような感じでデータセットを作ります。

このときの出力は
f:id:songcunyouzai:20160206193937p:plain
となります。
もう一つ例を挙げてみます。今度は行列の名前を活かしてみます。

出力は
f:id:songcunyouzai:20160206195821p:plain
となります。

SASデータセットをIMLに取り込んで行列にする

今度はデータセットをIMLに入れて行列として操作したいときです。
IMLにあるuseステートメントを使えばいけます。
useステートメントの使い方は
http://support.sas.com/documentation/cdl/en/imlug/59656/HTML/default/viewer.htm#langref_sect292.htm
にあります。
ここでは例として先ほどIMLから出したデータセットを再びIMLに戻すことを考えます。
そして、IMLの中でAとxを足します。

出力
f:id:songcunyouzai:20160206204304p:plain
ただし、ここでの出力はデータセットではなくあくまで行列であることに注意します。


この二つを組み合わせることで、IMLの行列とSASデータセットを自由に行き来することができるようになります。