RSeleniumでChromeからファイルをダウンロードするディレクトリを指定する方法
結論
RSeleniumはだいたいわかってるから読むのが面倒くさい人へ。サーバー起動時にextraCapabilitiesオプションでダウンロードディレクトリの情報をChromeオプションとしてlist形式で渡してやれば設定できます。
# Chromeオプションを追加 eCaps <- list( chromeOptions = list(prefs = list( "profile.default_content_settings.popups" = 0L, "download.prompt_for_download" = FALSE, "download.default_directory" = "/path/to/download_directory" ) ) ) # リモートサーバーへ接続 rD <- rsDriver(extraCapabilities = eCaps)続きを読む
Rで欲しい県について国勢調査 小地域 Shapefile を全部ダウンロードする
はじめに
先日、国勢調査 小地域 Shapefileからより細かい粒度で逆ジオコーディングを行う方法を書きました。
しかし、ここで使っていた小地域shapefileをダウンロードをする関数では県と市をこちらで指定する必要がありました。(uriさんのコードではleafletへのプロットまで行っていますが、ダウンロードして解凍するだけの関数をこちらのgistにあげています。)
download_smallshape(pref = "33", city = "倉敷市")
さらに厄介なことに、ここで指定する市の名前の形は都道府県によってはやや特殊です。
例えば埼玉県
例えば北海道
ここの指定を一文字でも間違えると、正しくダウンロードされません。
そこで、このページの状態でこの市や町の名前をスクレイピングで取得することを考えます。
続きを読む【R】{rjumanpp}ver0.0.0.9991の変更点とパッケージの構想について
はじめに
現在開発中のJUMAN++をRから操作するパッケージ{rjumanpp}ですが、まだ完成には程遠いもののベースになる部分はほぼできており、前回からいくつか基本的な変更があります。
ver 0.0.9991
関数名について
rjumanppパッケージでは、解析に関係する主要関数名のプレフィックスを jum_*
で統一しようと考えています。これは、関数名になるべく統一性をもたせることで関数名を思い出す手間を省くためと、あとはRStudioではデフォルトでは3文字入力すると自動で補完がスタートするので、プレフィックスは3文字にしたほうが自分も(もしいれば)ユーザーも使いやすいだろうと考えたからです。
【R】国勢調査 小地域 Shapefile を使って緯度経度から住所を求める(市までわかっているときver.)
はじめに
@u_riboさんによるこんなツイートがある。
一部で話題の(?)e-Statが提供する国勢調査小地域のShapefileをRからダウンロードする関数を書きました (gifが高速過ぎる orz) コードは https://t.co/Dd2R58ov94 pic.twitter.com/SRo2H1Fk4W
— Uryu Shinya (@u_ribo) 2017年7月14日
要するに、shapefileの細かい版ですね。細かいので、市レベルでファイルが分かれているようです。
今回は、これを使って逆ジオコーディングをやってみます。ただし、「やってみた」レベルなので今回は知りたい緯度経度が何市にあるかまでは絞れているとします。 市を見つけるのには、RであればRで緯度経度から都道府県・市区町村を求める、SASであればSASによる逆ジオコーディング(緯度経度から都道府県・市を求める)が参考になります。
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