SASで緯度経度から地域メッシュコードを計算する
はじめに
検索してもでてこなかったので、緯度経度からその点が含まれる3次メッシュ(基準地域メッシュ)コードを算出する関数をSASで作成しました。(僕が知らないだけでもしかしたら既にあるのかもしれませんが。)
地域メッシュコードの概要については統計局ホームページ/地域メッシュ統計についてに、その算出方法については 緯度経度からメッシュコードを作成する方法に解説が載っていますが、標準地域メッシュコーどは約1km四方で、大体の粒度は地図上で標準地域メッシュを確認するページで確認できます。ちなみに、JR田町駅周辺だとこのくらいの粒度です。
続きを読むSASによる逆ジオコーディング(緯度経度から都道府県・市を求める)
SASによるジオコーディングはアメリカやカナダのデータは標準装備されていて非常にやりやすいのですが、日本のデータでやろうとするとshapfileから用意しなければならず、非常にやりづらいです。一応、動くものが作れたので備忘録としてメモ。
shapefile
シェープファイル (Shapefile) は、 他の地理情報システム(GIS)間でのデータの相互運用におけるオープン標準として用いられるファイル形式である。 例えば、井戸、川、湖などの空間要素がベクタ画像である点 (数学)、線分、多角形で示され、各要素に固有名称や温度などの任意の属性を付与できる。(Wikipediaより)
今回は、国土数値情報 ダウンロードサービスの「2014年版 行政区域データ 全国のファイル」を使います。 ダウンロード及びzipの解凍は手動でやってもいいのですが、今回はRで緯度経度から都道府県・市区町村を求める - Qiitaを参考にしてRを使いました。
続きを読む『データサイエンティストのための最新知識と実践 Rではじめよう! [モダン]なデータ分析』という本をちょっとだけ書きました。
タイトル通りです。
データサイエンティストのための最新知識と実践 Rではじめよう! [モダン]なデータ分析
- 作者: 瓜生真也,工藤和奏,高柳慎一,牧山幸史,松村杏子,松村優哉,簑田高志,本橋智光,ホクソエム
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2017/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もう発売されてますし、Tokyo.Rではもう宣伝したのですが一応。
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