2022年振り返り
今年は数年ぶりに穏やかな年末を迎えているので、振り返りを書こうと思います。なんとこのブログで1年を振り返るのは5年ぶり。最後の振り返りは2017年でした(2017年を雑に振り返る - ★データ解析備忘録★)。修士に進んで結果の出ない時期が続いたり、なんとか就職できたと思ったらコロナ禍に入っちゃったりと、何かと落ち着かない年が長かった気がします。
今年はコロナ禍で止まっていた世の中が動き出すのに合わせて、私生活も少しずつ動き出してきた感じがありました。
続きを読む『Rユーザのためのtidymodels[実践]入門』という本が出ます。
この記事はR Advent Calendar 2022 9日目の記事です。
そしてこのブログも1年ぶりの更新となります。ごめんなさい。
さて、タイトルの通り書籍が出ます。正式タイトルは
『Rユーザのためのtidymodels[実践]入門〜モダンな統計・機械学習モデリングの世界』
です。
本記事執筆段階では書影がまだ出ていませんが、近日中に出ると思われます。かっこいい表紙なのでお楽しみに!
20221213 出版社のページが出ました!かっこいい表紙ですね!
続きを読むuseR! 2021の運営に参加して感じたこと
はじめに
この記事はR Advent Calendar 2021 の25日目の記事です。
僕は今年のRの国際カンファレンス useR! 2021 に運営の一人として参加し、大きな挫折を味わいました。
useR! 2021 のホームページには「Global Organizing Committee」「Conference Facilitators」が公開されており、誰が大会運営に関わったのかが列挙されています。僕の名前は後者のConference FacilitatorsのZoom Hostにあります。
(途中まではGlobal Organizing Committeeにも名前があったのですが、ほとんど何もできなかったため今は削除されています。)
本記事では、「なぜuseR!の運営に参加することになったのか」「何をしたのか」「何を感じたのか」「これからどうしたいのか」を中心に書き綴っていきます。
続きを読むr-libで気になるパッケージを列挙する
はじめに
この記事は R Advent Calendar 2021の18日目の記事です。
r-libとは
r-libは、Rの開発や環境(Environment; RStudioなどの実行環境とは異なる)を支えてくれるような、レイヤーが低めな部分を担当するパッケージを多く開発している組織です。
有名どころだとパッケージ開発で重宝する devtools 、usethis、roxgen2、pkgdown、スクレイピング周りの基礎関数が実装されているhttr パッケージ等、よく使うパッケージの依存先になってるケースが多いです。
今回は何かの依存になっているわけでは無いパッケージを中心に(なってるのもありますが)気になる・好きなパッケージを列挙します。
続きを読む『RユーザのためのRStudio[実践]入門』の改訂2版が出ます。
はじめに
『RユーザのためのRStudio[実践]入門』(通称「宇宙本」)が改訂され、3年ぶりに帰ってきます。 私は初版に引き続き1章「RStudioの基礎」と2章「スクレイピングによるデータ収集」を担当しています。カバーも新しくなり、見た目のアップデート感も満載です。
内容的にはRStudioや各種ライブラリの最新版に対応しており、新たに文字列・日付時間の処理が追加されていますが、大まかな流れは初版と同じなので、書籍のコンセプト等は当時の記事を御覧ください。
TL; TR
『RユーザのためのRStudio[実践]入門』改訂2版をおすすめする方は
- 最近Rを勉強し始めた
- Rは昔からやっているけど、tidyverseに最近入門した(したい)
- 初版を持っているけど、整理された最新情報にアクセスしたい